

朝の手帳時間ってできるだけ短く済ませたいよね。だってできるだけ寝ていたいじゃん?
僕、朝の手帳時間とっているのですが何を書いたら良いかは決まってないんですよね…
俺は朝、目標は書いているんだけど、結局達成できずに終わっちゃうことが多いんだよな〜。
みなさん、朝の手帳時間はどう過ごしていますか?
時間がない中で、一日に情報を整理する大切な時間。
この記事では、そんな朝手帳タイムにオススメの、5分でできる目標達成率をあげる方法「WOOP」をご紹介します。
僕も毎日使っているフォーマットです。
やってみると簡単なのに、効果的なのが実感できるとおもいます。
WOOPとは
の頭文字をとって「ウープ」と読みます。
「WOOP(ウープ)」は、ただのポジティブシンキングではなく、願望と現実のギャップに目を向けることで、行動に結びつける心理的メソッドです。
ドイツの心理学者・ガブリエル・エッティンゲン博士によって提唱され、教育やビジネスの現場でも活用されています。
ほんとに書くだけで夢が叶っちゃうの!?
僕も最初は“そんなに効果あるのかな?”って思ってました。
でも、書いてびっくり。達成率が格段に上がりました!
WOOPの最大の特徴は、「こうなったらいいな」だけで終わらせず、“じゃまになること”をあらかじめ想像しておき、その対策を考えておくこと。
これにより、無意識のうちに障害を乗り越える準備ができます。
研究では、WOOPを使うことで以下のような変化が確認されています
「障害を考えておく」?
なんだか難しそうだな…!
アセルくん、焦らなくて大丈夫だよ~
やってみると意外と簡単だよ。
それでは次の章では、WOOPの書き方について、各ステップのコツとともに紹介していきます!
まずは、自分が叶えたいことを1つ決めます。
無理な目標ではなく、「ちょっと背伸びしたらできそう」くらいがちょうどいいです。
✅ 具体的かつ1文で書く(ごちゃごちゃさせない)
✅ 測れる表現にする(「意識する」より「○○を10分やる」)
✅ ちょっと背伸びすればできそう、なレベルにする
例:
朝に10分間、瞑想をする
腕立て、腹筋、スクワットを20回×2セットやる
職場の仲間に、自分から挨拶をする。
10
小さくて、でもちょっとだけがんばれるやつがちょうどいいよ〜
その願いが叶ったら、自分がどんな状態・気持ちになるかを想像します。
この「理想の感情」に触れることで、モチベーションが自然と生まれやすくなります。
✅ その願いが叶ったあとの気持ちを想像する
✅ 感情ベースでOK(嬉しい・安心・前向きなど)
✅ 書いててワクワクするなら、正解!
例:Wishが「10分間の筋トレをする」の場合👇
理想の身体に近づくことで自信になる!
身体だけでなく、気分のリフレッシュにもなる!
このまえ食器洗うのめんどくさいなって時にね、「今やれば後でいっぱい寝れる!」って思ったら頑張れたよ~
ゴールした後のことを考えるのはたしかにモチベになるね!
次に、自分の中でその目標を邪魔しそうな“じゃま”を挙げてみましょう。
ここでは“他人”や“環境”ではなく、“自分の中のブレーキ”を言語化するのがコツです。
✅ 自分の中のじゃまを書き出す
✅ 外部要因より、自分の習慣や心理に注目する
✅ 抽象表現は避けて、具体的な行動に落とす
例:Wishが「10分間の筋トレをする」の場合👇
いつやるかのタイミングが決まっていない
どんな筋トレをするのか決まっていないので考えてしまう
Withは一つに絞ったほうが良いのですが、With以外の個数制限はありません。
特にObstacleは多めに考えておくことで目標達成率が上がります。
僕は2~3個、パッと思いつくものを書き出しています。
最後に、「そのじゃまが出てきたとき、どうするか?」をあらかじめ決めておきます。
ここが「行動を自動化」するステップです。
✅「もし〇〇なら、△△する」のIF-THEN形式で書く
✅ アクションの開始は小さく始めやすいように
✅ 実行タイミングをイメージしやすい言葉で
例:Wishが「10分間の筋トレをする」の場合👇
朝、お湯を沸かしている間に、「腕立て20回→腹筋20回→スクワット20回」を繰り返す
タイマーを10分にセットしておき、玄関に置いておく。
帰ったらすぐにタイマーを押して始められるようにしておく。
なるほど。
最初からやり方を決めておくと、すぐに行動に移せそうですね。
ネムミは「いっぱい寝れる!」って思うと、けっこうなんでも頑張れちゃうタイプなのかもw
読む前にいろいろ考えすぎるのが癖なんです。でも開いておくと迷わずに読み始められそうです
いつもやるべきことを忘れて目の前のことに追われがち…。
でも、貼っておけば忘れずにできそう!
朝の手帳時間にぴったりな理由は
たしかに、「今日はこうやって過ごすぞ!」って決まると、一日のモチベがあがるな!
朝は少しでも寝ていたい~。
けど、短い時間でできるならやってみようかな。
寝たいけど…。
WOOPは、「理想を書く→終わり」じゃなくて、
“じゃま”を見つめるからこそ行動につながるフレームです。
朝の手帳時間が、“ただの記録”から“自分を前に進める時間”になりますよ
この記事では、朝の手帳時間に「WOOP」を取り入れる方法をご紹介しました。
WOOPは、願いごとを現実的に叶えるためのシンプルな4ステップ:
この手順を、朝の手帳時間に取り入れるだけで、
「ただの願望」が「ちょっとずつ進む目標」へと変わっていきます。
ちなみに、夜の時間には「KPT(ケーピーティー)」という振り返りのワークもおすすめです。
WOOPとセットで使うことで、次の日の過ごし方がもっとクリアになります。
KPTのやり方については、こちらの記事で紹介していますので、よかったらあわせて読んでみてくださいね。
朝はWOOPで計画→夜はKPTで振り返り。
これを繰り返すと、どんどん目標に近づけそうです!
① 明日の朝、WOOPを1セットだけ書いてみる
→ フォーマットは自由。まずは「Wだけ」でもOK!
② “じゃま”が出てきそうな瞬間を想像してみる
→ うまくいかない理由を責めずに、やさしく観察するように
③ 手帳にWOOP用の小さなスペースをつくっておく
→ 書くハードルをぐっと下げられます
理想を書くのは気持ち良いですよね。でも、“現実とどう向き合うか”まで書けると、より着実に前に進めるようになるんです。
最初はうまく書けなくても大丈夫。
ちょっと書いてみよ〜くらいでいいんだよ
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