はじめに|手帳が「自分の軸」になる
「進むべき方向がわからない…」そんな悩みはありませんか?

「目標を立てても、いつの間にか忘れてしまう…」
「やりたいことが多すぎて、結局どれも手をつけられない…」
「何を大切にするべきか、自分の軸が定まらない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
忙しい毎日の中で、次々とやるべきことに追われ、「本当にやりたかったこと」 を見失いがちです。
そこでおすすめしたいのが、「自分手帳」 という考え方です。
手帳は単なるスケジュール管理ツールではありません。
「何を大切にするのか?」「どこへ向かうのか?」を明確にし、日々の行動をその軸に沿って進めるためのツール です。
このブログでは、私が実践している 「進むべき方向がわかる『自分手帳』の作り方」 を紹介します。
「手帳を開けば、自分の進むべき方向が見える」 そんな状態を目指し、人生をデザインする手帳の使い方を解説していきます。
「自分手帳」にはバイブルサイズが最適

手帳を最大限活用するには、「毎日開く」「持ち歩く」 ことが欠かせません。
そこで私がオススメするのが、バイブルサイズの手帳 です。
✅ 持ち運びやすく、いつでも開けるサイズ感
✅ 必要な情報を十分に管理できるページ数
✅ リフィルが豊富で、自分に合ったカスタマイズが可能
「自分の軸を作る手帳」として、バイブルサイズの手帳は最適な選択肢になります。
では、この手帳をどのように構成し、活用していくのか。
次の章で、私の手帳の全体構成を解説していきます。
「自分手帳」の全体構成

私の手帳は、次の6つのカテゴリーで構成されており、
手前から順に、より重要で長期的なものから並ぶように設計 されています。
1. LIFETIME(人生の目標)
→ 「自分は何を大切にするのか?」人生の軸を明確にする
2. CHALLENGE(自身の課題)
→ 「今の自分が取り組むべきこと」を整理する
3. YEARLY(年間の目標)
→ 「今年1年の行動指針」を決め、具体的な目標を立てる
4. JOURNAL NOTE(なんでもノート)
→ 気づきやアイデアを書き留め、定期的に整理する
5. STOCK MEMO(ストックメモ)
→ 重要な情報やインスピレーションを蓄積する
6. REFILL STOCKER(リフィル置き場)
→ 必要なときに使えるよう、リフィルをストックする
それでは、それぞれのカテゴリーを詳しく見ていきましょう。
各カテゴリーの詳細と活用法
① LIFETIME(人生の目標)

📌 目的:「何を大切にするか」「どんな人生を生きたいか」を明確にする
📖 小カテゴリー
- ミッションステートメント(自分の価値観を言語化)
- 人生のWishリスト(叶えたいことリスト)
- 人生PLAN(長期的な計画)
- ビジョンボード(未来の理想像を視覚化)
✏ 活用法
- 1か月に1回見直し、自分の価値観の変化をチェック
- 迷ったときに立ち返る指針として活用
この項目は手帳の中でも最も重要であり、作成には数ヶ月かかることもあります。
自分とじっくり向き合い、「自分は何を大切にしたいのか」 を深く掘り下げ、時間をかけて言語化・視覚化していきましょう。
そして、人生の軸を何度も見返すことが大切です。
そうすることで、日々の選択や行動がブレることなく、自分らしい生き方を貫くことができます。
② CHALLENGE(自身の課題)

📌 目的:「自分の課題」を可視化することで、自分が目指したい姿に近づく
📖 内容
- 自分の課題リスト(成長のために克服すべきこと)
- NOT TODOリスト(やらないと決めたこと)
CHALLENGEは、人生の大きな目標を具体的な行動に落とし込む「中間ステップ」の役割を果たします。
新たな課題に気づいたとき→すぐに年間計画に組み込むのではなく、まずはCHALLENGEに記録 することで、方向性を見失うことなく進めます。
③ YEARLY(年間の目標)

📌 目的:「今年1年で達成したいこと」を行動に落とし込む
📖 小カテゴリー
- 年間目標(1年の大きな指針)
- 月間目標(毎月の優先事項)
- 週間目標(週ごとの具体的な目標)
- 日間目標(日々の目標や振り返り)
✏ 活用法
- 年、月、週、日単位でPDCAサイクルを回すことで、年間目標に向けて着実に成長する。
私の手帳では、「内面的な成長」 を管理しています。
デジタルでスケジュールやタスクを管理する一方で、手帳には 「1年間でどんな自分になりたいか」 を書き出し、年→月→週→日 の単位で具体的な行動に落とし込んでいきます。
最終的に 「今日、何をするべきか」 を毎日書くことで、1日を充実させながら、理想の自分に一歩ずつ近づいていける仕組みになっています。
④ JOURNAL NOTE(なんでもノート)

📌 目的:アイデアや気づきを自由に記録し、定期的に整理する
📖 内容
- 思いついたことをすべて記録(アイデア・気づき・発見)
✏ 活用法
- 週に1回、書いたものを整理し、重要な気づきにはマークをつけて見返しやすくする
「なんでもNOTE」 は、日々の気づきやアイデアを記録し、自分の成長を促すための大切な項目です。
一見、些細に思えることでも書き留めることで、「自分は今何を考え、何に悩んでいるのか」 が明確になります。
思考を言語化することで、問題の本質が見え、対策を立てたり、アイデアを行動に移しやすくなるのです。
日々の中で心に引っかかったこと、気になったことがあれば、迷わずメモする習慣をつけましょう。
小さな気づきの積み重ねが、やがて大きな成長につながります。
⑤ STOCK MEMO(ストックメモ)

📌 目的:重要な情報をストックし、必要なときに見返せるようにする
📖 内容
- Quotes(名言集)(モチベーションUPのための言葉)
- Coping Repertoire(ストレス対処法)(自分に合ったリラックス方法を記録)
- Important(重要情報)(たまに確認する必要があるメモ)
✏ 活用法
- 3か月に1回見直し、古くなった情報を更新
STOCK MEMO(ストックメモ) は、毎日見るものではなく、落ち込んだときやモチベーションを上げたいときに自分を整えるための項目です。
気持ちが揺らいだときに見返すことで、自分の軸を取り戻し、前向きな気持ちに切り替える 役割を持っています。
⑥REFILL STOCKER(リフィル置き場)

📌 目的:必要なリフィルをストックし、手帳の継続利用をスムーズにする
リフィル不足で書けない状況を防ぐために、必要なリフィルをストックしておくためのスペースです。
「自分手帳」は毎日開くことが大事

手帳は 「書いて終わり」ではなく、「使い続けること」 で効果を発揮します。
ただ、手帳をうまく活用できずに 「続かない」「見返さない」「持ち歩かなくなる」 という人も多いのではないでしょうか?
そこで、手帳を習慣化し、常に自分の軸を意識し続けるためのポイント を紹介します。
✅ 1. 手帳を開く「時間」と「場所」を決める

手帳を活用できない原因の一つは、「開く習慣がないこと」。
毎日 「いつ」「どこで」手帳を開くのか を決めておくと、自然と手帳が生活の一部になります。
📌 おすすめのタイミング
- 朝:今日の目標やタスクを確認
- 昼:進捗チェックやアイデアメモ
- 夜:1日の振り返りと翌日の準備
📌 おすすめの場所
- 朝のコーヒータイムに机で
- 通勤・移動中に開く
- 夜のリラックスタイムにベッドやリビングで
✅ 2. 手帳を「持ち歩きやすく」する工夫

手帳を持ち歩かないと、必要なときにすぐメモできず、活用が減ってしまいます。
手帳を常に持ち歩くためのコツを紹介します。
📌 手帳を持ち歩く工夫
- 「いつものバッグに入るサイズを選ぶ」 → バイブルサイズなら◎
- 「ペンをセットしておく」 → すぐに書けるようにする
- 「手帳の重さを軽くする」 → 余分なリフィルはストックへ
📌 デジタルとの併用もアリ
- 手帳に書いた予定はスマホのカレンダーにも反映
- 重要なメモはスマホで写真を撮ってバックアップ
✅ 3. 「見返す習慣」を作る

手帳に書いたことを 「見返さない」 と、せっかくの記録が活かせません。
そこで、「週1回 & 月1回の見直しタイム」を設けるのがおすすめです。
📌 見返しのタイミング
- 毎週1回(日曜or月曜) → 先週の振り返り & 今週の計画
- 毎月1回(1日or月末) → 月間目標の進捗チェック
📌 見返し方
- 「達成できたこと」と「改善すべきこと」を書き出す
- 「NOT TODOリスト」も更新し、不要な行動を減らす
✅ 4. 「手帳に書くルール」を決める

手帳がぐちゃぐちゃになると、開くのが億劫になってしまうことも…。
そこで、書き方のルールを決めると、見返しやすくなります。
📌 おすすめのルール
- 「メモは箇条書きにする」 → 情報が見やすくなる
- 「マーカーや記号を活用する」 → 重要なことが一目でわかる
- 「色ごとに意味を決める」 → 例えば赤は重要、青は学んだこと、緑は自分自身の感情など
自分なりのルールが決まってくると、より「自分だけの手帳」になり、書くモチベーションにもなります。
✅ 5. 「まずは小さく始める」

手帳を使いこなそうとすると、最初から完璧にしようとして挫折しがち。
まずは1つの習慣から始めて、少しずつ手帳を生活に取り入れる のがおすすめです!
📌 最初に取り入れたい習慣
- 毎朝、手帳を開いて今日の目標を一つ書く
- 1日1行でいいので、夜に振り返りを書く
- 今月やりたいことリストを書いて、持ち歩いてみる
「自分手帳」は一日にしてならず。
まずは毎日書く習慣、持ち歩く習慣を作りましょう。
📌 まとめ|手帳は「自分の軸」を作る最高の相棒!
「手帳が自分の軸となる」 というテーマで、手帳の全体構成や活用法を紹介しました。
手帳は、単なるスケジュール管理ツールではなく、「ブレない自分を作るための相棒」 です。
特に、「何を大切にするか(LIFETIME)」→「何に取り組むべきか(PROJECT)」→「どう行動するか(YEARLY)」 という流れで整理すると、目標が明確になり、日々の行動とつながります。
スマホやiPadには出せない魅力が手帳にはあります。
このデジタル時代にぜひ、手帳で「自分の軸を作る」生活を始めてみませんか?
✅ この記事の重要ポイント
🔹 手帳を「自分の軸」として使うことで、迷わず行動できる
🔹 「LIFETIME・PROJECT・YEARLY」の3ステップで目標を整理する
🔹 バイブルサイズ手帳は「持ち歩きやすく、書きやすい」ので最適
🔹 「毎日開く」「見返す」ことを習慣化することが大事
📌 まずはここから!今日からできる3ステップ
1️⃣ 「NOT TODOリスト」を作ってみよう!
→ 自分が「やらないと決めたこと」を10個書き出してみる
2️⃣ 「LIFETIMEページ」を作ろう!
→ 「自分にとって大切なこと」や「人生の目標」を手帳に書き出す
3️⃣ 「手帳を開く時間」を決めよう!
→ 「朝・昼・夜」どこか1回だけでもOK!習慣化がカギ
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