現代は情報社会。スマホやパソコンで効率的にタスク管理をする一方、アナログな手帳やメモ帳に心地よさを感じる人も多いのではないでしょうか?
実は、この「デジタル」と「アナログ」を上手に使い分けることで、右脳と左脳をバランスよく活性化させ、頭の中をすっきり整理することができるのです。
今回は、デジタルとアナログの特性を活かした方法を紹介します。
右脳と左脳の役割
まず、脳の働きについて簡単に見てみましょう。
• 左脳:言語や論理、計算を司る部分。論理的な思考やデータの整理に強い。
• 右脳:直感やイメージ、感情を司る部分。クリエイティブな発想や空間把握に優れている。
左脳はデジタルツールでのリスト管理やデータの整理に適しており、右脳はアナログな書き込みや感覚的なイメージづくりに適していると言えます。この二つを組み合わせることで、脳全体のバランスが向上し、生産性や発想力が高まるのです。
デジタルツールとアナログツールのメリットデメリット
対立するかに見える2つツールのメリットデメリットを表にまとめてみました。
このようにデジタルとアナログは対立しているのではなくメリットが大きく違うだけだと思われます。
それぞれのメリットを活かすことで、右脳と左脳をバランスよく刺激し、情報整理力や生産性が向上させます。
デジタルツールのメリットと左脳の活性化
デジタルツールは情報を効率的に整理するのに優れています。
そして左脳は論理的思考能力を得意としています。
• 検索性:データを簡単に探せる。
• 同期性:スマホ・PC間で情報を共有できる。
• 自動化:リマインダーや通知機能で抜け漏れを防止。
デジタルツールを使うことで、左脳が得意とする「論理的に情報を管理する能力」を最大限に活用できます。
例えば、カレンダーアプリやタスク管理アプリ(Tick Tick、Notionなど)は、細かいスケジュール調整や進行管理に最適です。
アナログツールのメリットと右脳の活性化
一方、アナログツールは感覚的な理解や記憶を深めるのに優れています。
そして右脳は直感的な発想や創造力を得意としています。
• 記憶の定着:タイピングなどのメモよりも、手で書くことで記憶が深まる。
• クリエイティビティ:自由に描き込むことで新しい発想が生まれる。
• 感情の整理:ペンの動きや紙の質感がリラックス効果をもたらす。
例えば、紙の手帳やノートにイラストやマインドマップを書いてみると、感覚的な理解が深まり、アイデアが広がります。
Bullet Journal(バレットジャーナル)などもおすすめです。
デジタルとアナログを組み合わせる方法
両者の特性を最大限に活かすには、以下のような組み合わせ方が効果的です。
1. 目標設定はアナログ、進捗管理はデジタル
手帳やノートに手書きで目標を書き出し→アプリで進捗を記録する。
目標はデジタルで書き出すよりも紙に書き出したほうがモチベーションが高まりやすくなります。
また見えるところに貼っておくことで思い出しやすくなる効果も見込めます。
そして日々のタスクの管理や効果測定などはデジタルで管理することで、正確且つ、着実に目標に近づけるでしょう。
2. デジタルで全体を管理し、毎朝アナログで書き出す
スケジュール管理はカレンダーやタスク管理アプリで行い→毎朝手帳に書き出して確認する。
長期計画はデジタルで
長期計画や中期計画はデジタル管理がおすすめです。
なぜなら長期計画は変更される可能性が高く、後々編集できた方が効率が良いからです。
アナログのデメリットは編集がデジタルほどスムーズにできないことにあります。
実行前に書き出すことでモチベーションUP
デジタルツールで日々のタスク管理→実行前に紙に書き出す。
計画ができたら、実行前に紙に書き出すことがおすすめです。
著者は毎朝手帳に1日のTODOリストを書き出していますが、こうすることで、1日のやるべきことが明確になり「よし、今日もやるぞ!」という気持ちになります。
2. アイデア出しはアナログ、整理はデジタル
• ブレインストーミングやマインドマップはノートで行う→決まったアイデアをアプリに入力。
良質なアイディアはデジタルでテキストとして書くよりも、紙媒体で自由に書く時のほうが出やすいと言われています。
そこでおすすめなのは「手書きで記入→デジタルで管理」を両立できるiPadアプリの『GoodNote』です。
GoodNoteでは手書きで自由に記入し、そのままページを自由に管理できるので
iPadをお持ちの方はぜひお試しください。
まとめ
デジタルとアナログは対立するものではなく、お互いを補完するツールです。
それぞれのメリットを活かし、右脳と左脳をバランスよく刺激することで、情報整理力や生産性が向上します。ぜひ、あなたの生活にも取り入れてみてください!
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