はじめに

「0秒思考」は、頭の中のモヤモヤを素早く整理する強力なメソッドです。
しかし、紙とペンを使うのが面倒だったり、書いたメモを管理するのが大変だったりすることもありますよね。
そこで、本記事では 「GoodNotes」を活用してデジタルで0秒思考を実践する方法 を紹介します。
この記事でわかること
- 0秒思考の基本ルール
- GoodNotesを活用するメリット
- 効果的なノートテンプレートの作り方
- 毎日継続するためのコツ
紙の手書きよりも 便利で管理が楽になるデジタル0秒思考 に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
0秒思考とは

0秒思考の概要
0秒思考とは、赤羽雄二氏が提唱した思考整理のメソッド です。
2013年に本が発売されて以来、未だにそのメソッドが衰えることはありません。
実際に私も0秒思考を知った2021年から続けており、自分自身の理解が深まったり、新しいアイディアが生まれてくるのを実感しています。
いまでは生活に欠かせないメモ術となりました。
方法は簡単。
- A4用紙と、ペンを用意する
- 1ページ60秒で考えをひたすら書き出す
- 1ページにつき1つのテーマを書く
- 毎日10ページ書くのが理想
- 主語・述語を明確に、短文で書く
これを続けることで、頭の中のモヤモヤが整理され、思考のスピードが速くなります。
紙とGoodNoteでのメリットデメリット
項目 | 紙で実践 | GoodNotesで実践 |
---|---|---|
書きやすさ | ◯ 直感的にすぐ書ける | △ タブレットやペンに慣れが必要 |
管理のしやすさ | △ ノートが増えると整理が大変 | ◎ フォルダやタグで簡単に管理できる |
検索性 | × 過去のメモを探すのが難しい | ◎ テキスト検索ですぐに探せる |
持ち運び | △ ノートや紙を持ち歩く必要あり | ◎ タブレット1つで全て管理できる |
コスト | ◯ A4用紙とペンのみで始められる | △ iPadやGoodNotesアプリの購入が必要 |
消去・修正のしやすさ | △ 書き直しが難しい | ◎ 書き直しや移動が簡単にできる |
習慣化のしやすさ | ◎ 紙とペンがあればすぐできる | ◯ デジタルに慣れるまでは習慣化に時間がかかる |
紙での実践のメリットとデメリット

紙で0秒思考を行うと、 「直感的に書ける」「手軽に始められる」 というメリットがあります。
しかし、
これらを解決するのが GoodNotesを活用したデジタル版0秒思考 です!
GoodNotesで0秒思考を行うメリットとデメリット

GoodNotesの強み
逆にデメリットは初期コストといえるでしょう。
iPadの購入費用と、操作に慣れが必要なので、時間・手間的コストが発生します。
しかし、初期コストさえ乗り越えてしまえば、メリット尽くし。
「紙やペンで書くように直感的に筆記」しつつ、「データそのものはデジタル管理ができる」アナログとデジタルのメリットを統合した最強の思考ノートとなります。
GoodNotesで0秒思考を実践する方法

テンプレートを作成(またはダウンロード)する
紙はA4無地で、通常の0秒思考のように行うのもよいのですが、オススメはテンプレートを用意することです。
0秒思考には、左上に「思考テーマのタイトル」と、右上に「日付」を記載します。
テンプレートを使用することで、毎回アンダーラインを引く手間や、日付を書き忘れたりする心配なく思考に集中することができます。
コチラ↓から著者が作成したテンプレートをダウンロードすることができますので、ぜひご活用ください。
(著者オリジナルの要素として、右に薄い枠が設けられています。
思考中にまとまったアイディアやタスクをメモしておけるスペースとなっておりますのでご活用ください。)
「0秒思考ノート」を作成し、テンプレートを設定する
次に、ノートを作成し、先ほどダウンロードしたテンプレートを設定していきましょう。





これで、あなた専用の「デジタル版0秒思考ノート」の完成です!
ページをすぐ追加できるように、ブックマーク機能を活用
GoodNotesでは、よく使うノートを「よく使う項目」に設定しておくことで、すぐに呼び出すことができます。
書きたい時にすぐに書けるよう、設定しておきましょう。
設定は簡単1タップです。

↑こちらを押すことで、

↑サイドバーに表示される「よく使う項目」から簡単にアクセスできるようになりました。
0秒思考ノートのフォルダ管理のコツ

ノートのひたすら書いていくと、どこに何を書いたのかわからなくなってしまいます。
そこで、定期的にフォルダ管理することをオススメします。
↓書いた時期で振り返りたい方は月毎のフォルダ

↓思考のジャンルで分けたい方はカテゴリごとのフォルダ

デジタル管理のデメリットは、振り返りの頻度が少なくなってしまうことです。
定期的に管理することで、自分の思考を振り返りやすくしておきましょう。
振り返ることで、自分自身の成長を実感でき、そして新たな気づきを得るチャンスにもなります。
超便利!GoodNotesの検索機能
ちょっと脱線しますが、GoodNotesでは、手書きメモでも文字検索をすることができます。
それなりに読み取れるような字で書いてある必要がありますが、そこそこ汚い字でも読み取ってくれます笑

サイドバーの「検索」から調べることができるので、ぜひご活用ください。
継続するコツ
書く時間を決める

- 朝起きてから or 夜寝る前に習慣化すると継続しやすい
- 朝の時間に書くと、一日のスタートがスッキリする
- 夜に書くと、その日の振り返りができ、翌日に向けて頭を整理できる
- ライフスタイルに合わせて、どちらかの時間に固定すると続きやすい
毎日1枚でも良いので書く

- 通常の0秒思考では1日10分(10ページ分)を推奨していますが、10分もできない日は1分(1ページ)でも構いません。
- 続けることが大事なので、自分のペースややり方に合った方法で継続を目指しましょう。
まとめ
- 0秒思考は、紙だけでなくデジタルでも実践可能!
- GoodNotesを活用すれば、整理・管理・検索がスムーズに
- テンプレートを活用し、毎日続けられる仕組みを作ろう
- 「思考を素早く整理する」習慣が身につけば、仕事や生活のスピードが格段に向上!
次のステップ
- ✅ まずはGoodNotesで「0秒思考ノート」を作成!
- ✅ 1日1回、試しに5ページ書いてみる。
- ✅ 実践してみた感想をコメントやSNSでシェアしてください!
デジタル0秒思考 を習慣化し、日々の思考をスッキリ整理していきましょう!
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