夜、こんなことでモヤモヤしていませんか?

手帳をつけてはいるけど、振り返りがうまくできない



「今日は何が良かった?」と聞かれても、すぐに思い出せない



なんとなく疲れたまま寝てしまって、次の日に向けた切り替えができない
僕自身も、そんなモヤモヤを感じながら夜を過ごしていた時期がありました。
でもある日、「KPT」というシンプルなフレームワークを手帳に取り入れたことで、
夜の手帳時間がスッと整い、一日を振り返られるようになりました。



3分くらいでできるので本当におすすめです!
- KPTとは?基本の考え方
- なぜKPTが手帳好きにおすすめなのか
- KPTを行う際の注意点
- 続けやすくなるためのちょっとしたコツ
KPTは気楽に“自分を整える”振り返りの方法
KPTは、振り返りが苦手な人でも「気づき」を得られるフレームワークです。
手帳に書き加えるだけで、思考も気持ちも整っていきます。
ぜひこの記事を読んで、今日からやってみてください!
KPTとは?たった3つの視点で振り返りができるフレームワーク


KPTとは、以下の3つの視点から振り返るシンプルなフレームワークです。
- K(Keep)=うまくいったこと、続けたいこと
- P(Problem)=困ったこと、うまくいかなかったこと
- T(Try)=次に試してみたいこと、改善点
たったこれだけ。
難しく考える必要はなく、それぞれ1行ずつでも十分です。
「何をKeep(継続)したい?」「Problem(問題点)は何だった?」「次にTry(挑戦)するなら?」
この3つの問いを自分に投げかけるだけで、思考が自然と整理されていきます。
例えばこんな感じ
KPTをもっとわかりやすくするならば
- 良かったこと
- 悪かったこと
- 次はどうするか
この3つで考えることで実践しやすくなります。
実際にやってみましょう👇
例えば、


このように、Keep(良かったこと)は継続することで自分の人生をより豊かにし、
Problem(悪かったこと)はTry(次はこうする!)を考えておくことで、自身の問題を解決していくことができます。
KPTは一日でも効果はありますが、継続することで自分の人生を自分でコントロールできる力を与えてくれます。
なぜKPTが手帳好きに向いているのか?


KPTは、振り返りが習慣化しにくい人にもぴったりの方法です。
手帳好きな人にこそおすすめしたい理由はこちら👇
- シンプルな形式なので、書きやすく、続けやすい
- 「反省」よりも「気づき」にフォーカスできる
- 毎日続けることで、思考のクセや傾向が見えてくる
- 記録としても残るので、振り返りが楽しくなる
完璧に振り返る必要はありません。
手帳に3つの小さなメモを残すだけで、自分とちょっとだけ向き合える。
そんな優しい習慣がKPTです。



デジタルメモだと、振り返る習慣が付きにくいんですよね。
手帳だとサラっと見返すことができるのでKPTはピッタリなんです!
KPTの注意点


KPTを行う際に絶対に気を付けなければいけないことがあります。それは、
Problemを書く際に、「書くことで自分を責めないこと」。
出来なかったときに悪いのは「自分」ではなく、自分が選んだ「行動」です。
「自分」は変えられませんが、「行動」は変えられます。
「自分が悪い」と自己否定するのではなく、「次の行動をどう変えるのか」を考えましょう。



KPTは、自分にやさしくなるための小さな儀式のようなもの。
一日の終わりに、今日を乗り越えた自分に寄り添うイメージです。
KPTを習慣にするコツ(まったり続けるためのヒント)


KPTは手帳に書き添えるだけでも効果がありますが、習慣にするためにはコツも必要です。
- 毎晩の時間を決めておく(寝る前の3分でもOK)
- 「全部書こう」としない(Keepだけでも◎)
- テンプレ化しておく(K/P/Tの見出しをスタンプや枠にしておくと楽)
- 見返す時間をとる(週末などに軽くでも見返すと、気づきが深まる)



最初から完璧を目指さず、一日の中に「添えていく」のがコツです。
ぱっと見でわかりやすくなる「色分けKPT」のすすめ
さらに細かいところになってしまうのですが、僕がおすすめするコツはKRTそれぞれを「色分け」することです。
例えば…
- K(Keep)→ 緑
- P(Problem)→ 青
- T(Try)→ 赤
など、3色の色を分けて使うことで、振り返りが視覚的に整理され、あとから読み返したときもわかりやすくなります。
さらに、普段の日記や自由なメモの中にもこの色を使って書くことで、
自然と感情や出来事を「分類して整理する力」が身につくようになりました。



「次はどうするか?」という考えが自然にできるようになると、いろんな課題を自分で解決していく力が身に付きます!
まとめ|KPTは振り返りが苦手な人こそ取り入れてほしい手帳術
KPTは、夜の手帳時間を「モヤモヤ整理タイム」に変えてくれる、やさしいフレームワークです。
たった3分。たった数行。だけど、自分と静かに向き合える。
そんな小さな習慣が、心をゆるっと整えてくれます。
「手帳は書いてるけど、振り返りが苦手」
そんなあなたにこそ、KPTをそっとおすすめしたいです。
ぜひ、今日の夜に数行でも書いてみてください!
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